2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

末松太平が描く村中大尉

●;末松太平の名著『私の昭和史』(みすず書房・63年刊)のなかで村中大尉の姿を捜す。磯部朝一に比べれば、強い印象を持っていないからだ。「瞬間タカオカ」を読んでいる友人のイシイが村中大尉が彼の母校でもある旧制札幌一中の先輩だと言って村中のことが…

●;覚えている言葉/メモする言葉

●;末松太平『私の昭和史』(みすず書房)を引っ張りだしたくて屋根裏部屋を探したがどうしても見つからない。住んでいる地域の図書館にはなかった。この名著も見捨てられたか。それでも別の地域の図書館から回して貰って手に入れた。 バカ忙しいのだが、2…

●;怒涛の進撃・[05/1/29イベント]後記

●;「怒涛の進撃」とは、所属している団体(www.occ.or.jp)が主催した小さなイベントを煽った時のコトバ。パシリの私は会員諸氏に向けて放った。《「企業OB」と中小企業経営者を結ぶ》イベントには130人ほどの人々が集まり、人数だけでいえば「成功」である。…

●;忙しい理由

●;「忙しそうですね」とよく言われる。「忙しいのは丁寧すぎるからだ」と言われたことがある。そう、捨てられないタイプなのだ。人からは「余計なもの」と思われるものでも、簡単に捨てられない。人もそうだ。だが、大半の批評は「銭にならないことによう首…

●;古井由吉さんに会う(3)

●;本を買った客に書店が要請していたのはカードに「○○○○様」とあなたの名前を記入しなさいというやり方であった。「著者にお名前まで書いて貰うんですよ」というサービスだが、ちょっと過剰である。自分の本がたっぷりと売れることを望む著者であっても「そ…

●;古井由吉さんに会う(2)

●;講演というものではなかった。講壇の上から教えを垂れるようなものではなかった。平たい会議室の椅子に座ったまま、ゆっくりと喋り始める。述懐というべきものか。つぶやきである。モノローグである。古井さんのしわぶきひとつ聞き逃さないぞといった(し…

●;古井由吉さんに会う(1)

●;惰眠をむさぼりたいところだが、午後、某書店での古井由吉氏「講演会&サイン会」に出かける。年賀状を出さなかったの一人。講演会「ポスター」を見かけた時、お顔を拝顔しようかなと手帖に記しておいた。20年ほど前かな、この店で古井さんを始めとして中…

●;本日多忙なり

●;朝、あるところに提出する「企画書メモ」を修正。昨日中に仕上げるつもりも「わいがや①」の後の二次会につき合ったせいで家に帰っても出来ず。にわか相棒のある女性へ事前に送る約束果たせず。いささか怖い(畏怖という意味だが)彼女の信頼を失いそう(…

●;「わいがや」という集まり

●;所属している団体で「わいがや」という集まりを一年以上続けている。月一回、会費は300円の缶ビール付きで誰でも参加自由、誹謗中傷でなければ何を発言してもいいい。その日の参加メンバーの自己紹介やプレゼンから生まれたテーマを巡ってだらしなくも議…