2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

●;記憶について(3)

●;夏の終わり、故・宮武謹一さんのお宅へ伺って書斎の本をいただいた。宮武さんと親しくしていた三上治に未亡人から「貰ってくれる?」と伝言があり、研究会メンバーだった新田滋ともどもお邪魔した。二人ともそれぞれ関心のある分厚い本を貰ったようだが、…

●;記憶について(2)

●;「わいがや②」で知り合った‘文筆業’の人、前日の「瞬間〜」記事を読んで短いメモ書きを送ってくれる。 …「記憶の再構成」が彼の長い仕事であろうか。そして「エピソード」が尽きた時、彼は「どうする?」と記したところに着目してだ。 《生意気ですが『「…

●;記憶について(1)

●;中学の同窓生5人との飲み会。いつも幹事役を引きうけている「Kくん」から一ヶ月ほど前に連絡があり、今回の‘企画’は私ら悪童たちのマドンナであった「さつきさんが上京するから」であった。「に執したエッセイ」を三冊ほど出している「さつき」さんとは…

●;選挙後の言説(4)

●;「市場原理主義」と言われるものを理解したい。小室直樹氏のコトバを借りれば《市場の最大機能は淘汰にある》。市場が企業を作り、市場が労働者を作る。市場によって生まれた企業は、淘汰を繰り返す。淘汰されまいとする企業は必死に市場拡大を御旗に掲げ…

●;選挙後の言説(3)

●;お盆に父親の墓参りに行った。毎年、恒例になっているが、散在する従兄弟たちの家々を訪問する。親戚の誰がどこの誰がどうしたとかの四方山話が出尽くしたところで、ちょうど選挙前だったので「盛り上がっている? この辺りではどうなの?」と探るように…