2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

場所(4)…国家の土地;(2)

●;昔の(年下の)同僚に電車の中で会う。高級男性誌の創刊に忙殺されているのをうっすらと知っていたから「どう?」と、別にいたわる訳ではないが問いかける。「広告の世界って、今、パブリィなんですよ」と応えが。しばらくの間、そういった世界に遠のいて…

場所(3)…国家の土地

●;新聞やテレビで報じられる「国家財政の赤字」について分析的なコトバを持たない。鈴木博之『東京の[地霊]』(文春文庫)で教えられたのだが、中曽根政権の民活路線の中で最初に民間に払い下げられた第一号知は、港区六本木一丁目の林野庁宿舎。払い下げを…

場所(2)…ある大学構内

●;土曜日、郊外の技術系単科大学を訪れる。一度か二度、別用で下りた駅だが、駅前の商店街には学生の匂いが色濃くない。古本屋、雀荘やタバコの煙漂う薄暗い喫茶店なんかが「匂い」というのも旧いけど、全てがキレイになっていることに気づかされる。改めて…

場所(2)…NEO NEO座

●;神田小川町の「NEO NEO座」で観たTVドキュメンタリーの感想など。 ・「チッソ株主総会」(NHK特集、70年)…迫力は患者家族たちが株主総会に轟かせる御詠歌。「怨」と記した白抜き文字の幟、長髪の支援活動家の姿はかつての日々と思うと懐かしかったが、そ…

●;場所(1)…NEO NEO座

●;知り合いの元NHK氏に「私(ら)のドキュメンタリーの上映館があるよ」と教えられた。その元ディレクター氏に何度か会ってはいるものの、ややでその風圧を受感するのは、彼と私の教養の「差」の歴然たるものに「負け」てしまうこともある。読んでいる本…