●；私鉄沿線、初めて降りた駅。プラットフォームはよく清掃されていて塵一つない感じ。が、なぜか人寒い。襟元を冷たい風が攻めているからではない。この会社のトップが現場に来る時(つまり降臨する時)、窓枠の塵一つ、階段の手摺、絨毯の皺一つ舐めるように…

●；午後から多人数の会議あり。雨の日だから特別に憂鬱になったのではないが、見知った顔同士の会議はなかなかがある。例えば見知ったAさんのコトバに異を唱えたくても「そこまで言ったってしょうがねぇな」とつい抑制してしまうところがある。関係性が多重…

●；斎藤環と北田暁大の対談「匿名化するメディアからメディア化する匿名性」を走り読み。ウーム。小泉義之氏のインタビューも、酒井隆史氏のインタビューにも教えられること多し。当たり前だ、彼らの本読んでないしね。さしあたり北田氏の近著『嗤う日本のナ…

●；晴れ男か雨男か知らんが、昨日の中途半端な雨の日。極めて体調不良なり。熱っぽい。明らかに顔が火照っている。当然、集中力なし。横浜でに会う予定だったが、電車を寝過ごしてしまう。明らかに20分ほど遅れるが、目的のビルが皆目検討がつかない。知らな…

●；短気な性格の持ち主で、このところだいぶ抑えてきたが久しぶりに怒鳴ってしまった。「バカヤロウ」と。頑迷な人にになったからだ。事態を構造的に理解できない頭脳の持ち主に対してだ。複線的な思考が出来ない。事が複層しているところを見ない。つまり、…

●；「最近、みんな早口になっているね」と、ある人が言う。（そうかもしれない） そういえば、その人に会う一時間前にに注文を出していた。 「今週会う人には、ゆっくりとしゃべってくれよ。相手はまだボヤッとしか理解していないよ。それを立て続けに喋ると…

●；忙しい。忙しい。その理由をある後輩が評してくれた。「タカオカさんはまじめだからだ」。と言うコトバは私にはない。けっこう、だらしがないからだ。 「うん、そうかな。他人には、そう見えるのかもしれない」。 別の人にも「気がつきすぎるからだ。捨て…

●；遅い昼飯をラーメン屋で食べていたら「何を読んでいるの?」と覗きこまれた。「旧い本ですよ。2・26事件の本をね」と言ったら「あぁ、2・26ね」と軽く相槌された。『私の昭和史』(末松太平著・みすず書房)の黄ばんだページを指差した。日曜日には図書館に…