2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

選挙後をめぐる言説(2)

●;三浦雅士氏が岩井克人氏との対談で《グローバル化、IT革命、金融革命といわれているものが、資本主義全般において利益率が低くなっても経済主体が十二分に活動できる状況が生まれつつあるということなのに、日本においてはそれが逆に高利益率をもたらすも…

●;選挙後をめぐる言説(1)

●;05総選挙後の(総括めいた)言説の全てに目を通しているわけではないが、自分なりの総括をしてみよう。いかなる性格を帯びた政治権力が生まれ、彼らが、次に、私(ら)になにをどう強いるかに強い関心がある。 ●;「郵政民営化」がコイズミ個人の悲願であ…

●;批評的なメディアから(3)

●;内田樹氏の「プログ」から、毎日新聞9.12日号に寄稿したもの。 自己否定の契機をまったく含まないままに「自分とそっくりの隣人」を否定して溜飲を下げるというこの倒錯を私は「特異な病像」と呼んだのである。 ●;今回の選挙に関して内田樹氏が取り出し…

●;批評的なメディアから(2)

●;「研幾堂の日記」9月8日の記事で、世川行介著『読書と教育郵政 何が問われたのか』(現代書館)が取り上げられている。この記事(いつものように長いのだが)を読んだ時にちょっとビックリ。私(ら)が床屋談義風にエラソーにわかったような顔してクダク…

●;批評的なメディアから

●;「toxandriaの日記」氏の引用から… 《ここで使われたのは、いわゆる近代市民社会の理性と感性が創出した手法ではなく、どちらかと言えばヤクザ・暴力団等のアンダー・グラウンドな世界で使われる手法です。このような“異界”で尊重されるのは“験(げん=縁…

●;自民党圧勝だってさ

●;テレビ報道を見る。自民党の歴史的な勝利だそうだ。人々はコイズミの「決然カタルシス」に傾いた。「日本をあきらめない」などといった民主党のコピーに買う気が起きないのは自明の自明。これを選んだ時点でセンスのかけらもないことがイヤな感じ。つまり…

●;選挙前の緊急討論会

●;友人から誘われて「選挙直前・緊急討論会」なるものに出席。宮台真司、宮崎学、平野貞夫、高野孟氏らによるトークショーである。ショパ代として3.500円。ま、高いが、芝居を見るにはそれぐらいかかる。乱を好む宮崎学氏に好感を持っているが、何を喋るの…

●;権力的なもの…職務質問

●;図書館に借りっぱなしの本あり。「返却期間、過ぎてますよ」という催促電話を貰う。恥ずかしい(だらしがねぇよな)、申し訳ない〜の感情、生まれる。連日の夜更かしが祟って(昨夜は朝までタダ原稿書き)、体調がイマイチで、朝から食欲がない。冷たい水…