2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

通俗用語辞典(6)…時代の流れ

「時代の流れ」…よく耳にするなぁ。なにもかもを極めて広い概念である「時代」と言うコトバを用いて疑うことをしない。了解不能な事態が起こった場合に自らの分析努力の怠りを自覚せずに「〜時代の流れがねぇ」などと宣う。ま、バカ晒しである。「判らない」…

●;通俗用語辞典(5)…人脈

●;「人脈」…今時のコトバでは「ネットワーク」というのだろうか。身近の凡庸な人をあげつらってもしようがないが「○○さんのは凄いっすね」みたいなヨイショされると(「なんだ、コイツ」!)と、それまでの彼への好感が消し飛ぶ。虫酸が走るような身体的な…

通俗用語辞典(4)…生涯現役

●;生涯現役…使う人によってはなんともイヤなコトバである。私が時折道ばたで挨拶する近所の「毛糸屋」の奥さんをお嫁に来た時から知っているが、「オイラ、ずっと働かなくっちゃ、生きていけないのよ」などとは口には出さないが素振りで彼女の「生活」が映…

通俗用語辞典(3)…絶対

●;「絶対」…「絶対に○○だ!」と言いはやす男が周囲にいる。彼はいつもエラソーである。張り子の虎である。計算して言っているのならば、まだ「いい」のだが、彼の「弱さ」「根拠のなさ」の露呈を怖れて断定口調で強がりをしてしまう。「可哀相なヤツ」と思…

●;06年の年賀状から

●;年々、年賀状の枚数が減っている。近親者が亡くなって「欠礼」の挨拶状も増えてきた(それぞれの家族の平安を祈るのみ)。枚数が減ったの当たり前だよ。社会的活動の減少に比例しているのさ。「社会的存在ではない!」と(世間から)言われているのかも、…