2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

●;《場》について(1)

●;「人」だけではないのだが「他」から影響を受けることで「私」があると思っていてなお「お人好し」が輪にかけてネットワーク的な動きに精を出してしまう日頃(またその場の形成について理屈づけたりするが)。友人と話をしていて、つくづく「場」について…

●;訃報(1)

●;悩み事というほどではないが、仕事上の進捗具合がイマイチだったこともあったし(予測の甘さが原因しているのだが)出かけなくてはならぬ得意先での仕事の段取りなどを思案していた重たい朝、モーニングショウが伝える犯罪事件などをテレビで見ながら素っ…

●;保守派という人々(2)

●;前から気になっていたことがある。いわゆる「玉音放送」が、どのように当時の人々に受け取られたかである。 朕は帝国と共に、終始東亜の開放に協力せる諸盟邦に対し、遺憾の意を表せざるを得ず。帝国臣民に>して、戦陣に死し、職域に殉じ、非命にたおれた…

●;通俗用語辞典(8)…「保守派」という人」

●;「私、保守派です」と名乗る「人」がいる。今時「左翼」も「右翼」も名乗ることのピンボケぶりは笑っちゃうのだけれど「左翼」勢力(例えば50年代ぐらいまでは「東側世界」が想像的共同体として理想化されていた向きがあったし)が旺盛だった時期にその勢…

●;通俗用語辞典(7)…戦略的

●;「人」がいとも簡単に「戦略・戦術」というコトバを口走るのが不思議でしょうがなかった。会議の席上などでだ。「戦略・戦術」共に「軍事用語」なのにである。まして大学を出たばかりの若い女性が「ワタシの戦略としては…な」などと入ったばかりの会社の…

●;戦後意識について(2)

●;敗戦時丸山真男ら壮年のインテリ兵士と当時の「青少年」だった人々わずかの後発世代の吉本隆明や橋川文三らが著した「本」で知らされた。

●;戦後意識について(1)

●;戦争直後の国民の意識について若干の「認識の差」を仄聞する。60年安保闘争を支えたものに、敗戦後の国民の「非戦意識」があったという説がある。そうでなければ、あんなに広範な大衆運動はおこらなかったという説に繋がる。当時の独立左翼らの「功」を…