●;選挙前の緊急討論会

●;友人から誘われて「選挙直前・緊急討論会」なるものに出席。宮台真司宮崎学平野貞夫高野孟氏らによるトークショーである。ショパ代として3.500円。ま、高いが、芝居を見るにはそれぐらいかかる。乱を好む宮崎学氏に好感を持っているが、何を喋るのかは予想できる。テレ朝などで発言する高野孟氏には(失礼ながら)格別感心したことがない。民主党のブレーン?らしい饒舌王・宮台真司氏をそのまんま見てみたい気がした。また、最近の「朝まで生テレビ」で今度の選挙は何ですか?と問われて「文明的価値観の違い」と答えた平野氏が何を言うのかに興味があった。
●;場所は高田馬場のスタジオで、道に迷ったせいもあって相当に遅れて会場に入った。聴衆は100人ほどがギッシリ。「コイズミ自民300議席も」といった新聞の見出しが踊る事態を前にした反コイズミ側の人々(いろいろあろうが)が、「どうして?」と負けの分析を各氏に期待しての集まりのようであった。私が入った頃、コイズミの経世会壊しの執念みたいな話、民主党側か解散を予測できなかったことなど政治的読みの甘さを高野氏が語っていた。これは政局通の政治評論家が言う分析的な話でたいしたことはない。
●;途中から、赤いTシャツ姿の保坂展人社民党)、『国家の罠…外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)の著者・佐藤優氏が登壇。権力(者)について語る佐藤氏の話がなかなかおもしろかった。