●;雨の日の会議

●;午後から多人数の会議あり。雨の日だから特別に憂鬱になったのではないが、見知った顔同士の会議はなかなか<つらいもの>がある。例えば見知ったAさんのコトバに異を唱えたくても「そこまで言ったってしょうがねぇな」とつい抑制してしまうところがある。関係性が多重多層だから、その縄のほぐしかたにコトバが付いて行かない。
初対面の人へのヘビーなプレゼンであっても(いつも成功するとは限らないが)、相手を説得しようとするから対抗的にはならない。相手に対して受容的になる。全身で受け止めようとする。その気持ちが案外疲れない。相手に気に入られようとおもねる場合には失敗するケースが多いのだが、それは対等感がないからだ。こっともない代わりに相手もない。
●;プレゼンは的が真正面にいる。会議とやらはタテにもヨコにも敵(というのはオーバーだが)がいる感じか。「いろんな人に気を使わなければいけない」という意味ではない。会議では「あるまとまり」(機運)を醸成しなくてはいけないのだが、相手とコンテクストが共有できる「打合せ」はどんなに時間がかかっても疲れない。会議は<共有感>を持つまでの時間コストが高いということだろう。