●;『談』No.71 「匿名性と野蛮」を読む

●;斎藤環北田暁大の対談「匿名化するメディアからメディア化する匿名性」を走り読み。ウーム。小泉義之氏のインタビューも、酒井隆史氏のインタビューにも教えられること多し。当たり前だ、彼らの本読んでないしね。さしあたり北田氏の近著『嗤う日本のナショナリズム』(NHKブックス)を手にするか。昨日会った<本読み人>も北田氏のその本を手にしていた。斎藤孝の「三色ボールペン」ではないが、赤マーカーと緑マーカーで真っ赤か。「秀才ですな。吉見俊哉の門下生ですな」と。「ま、そうでしょうよ」。
●;タイトルに惹かれて吉見俊哉編著『1930年代のメディアと身体』(青弓社・1600円)を手にする。http://www.ne.jp/asahi/yasuyuki/koseki/read_2a_0032.htm 北田氏の修士論文?が載っていた。そこは読まずに吉見氏の第一章につかまる。浅学のこっちは、相変わらずウーム。