●;「ブックオフ本」一読(2)

●;家近くの「ブックオフ」で須田伸『ブログる!』(アメーバブックス)、池田信夫『ネットワーク社会の神話と現実』(東洋経済新報社)の2冊を210円。隣りの「ヴェローチ」でページをめくる。須田氏の本はタイトルも装幀も本文の組み方も「ちょっとなんとかしてよ」みたいな印象。ノリで作るのはイイのだが、もう少し奥行きの深い造りが欲しかった。てな感想は別として、須田氏がインタビューしている人で(なかなか)いいものがある。「プログ」をやり始めた頃、読んだことがある木村剛氏、木村太郎氏、今は、袋叩き状態のホリエモン氏も絶頂期の2年前には、けっこうイイ線喋っている。

メディアは意思を持っている。メディアの側の人はバイアスをかけ、そのブランド力で信じさせようとしている。

よくあるマスコミの偏向批判。一時、若者に受けた一端が窺える。「体制」に対抗的になっているところ。
また、おちまさと氏もインタビューの中で、

「日本人はスポットライト症候群だ」<主役>になりたくている!カラオケでもプリクラでも…

小林信彦氏が言う「日本人の幼児性」と同じ意見。見られている快感が大衆社会でのキーワードであろう。