●;近郊都市の荒れ(4)

●;クルマでルート246を西へ。二子玉川の老人ホームに棲む家人を見舞い、冷えた図書館で雑誌をつまむ。借りようかどうか迷ったが鶴見俊輔埴谷雄高』(平凡社)を拾い読み。ニコタマのクルマラッシュを避けつつ、缶コーラをお供に厚木方面へ走る。ここ5年ほど、こちら方面を走っていないから田園都市線の駅前の変貌ぶりに気が付く。新車、中古車のクルマ屋さん、なんだかんだの住宅産業、お後はレストラン・チェーン店。郊外都市の点景だ。溝の口までは身近なのだが、それ以西は異界である。