●05/1/29イベント

●;所属している団体(www.occ.or.jp)が行うイベントのパシリをやっている。来年の1月29日、ちよだプラットフォームスクェア(www.yamori.jp)の5階で「講演とパネルディスカッション」のひとときを催す。その準備のあれやこれやを行っているのだが、「フゥフゥ」、「この野郎!」の連続である。
構成しているメンバーのほとんどが(いわゆる)名だたる企業のOBである。逆立ちしても入れなかった(入る気もなかったが)会社出身の人々で、おもしろいところは異国の人々と会話するようなところで、違う経験を持った個々の人々には魅力がある。
だが、大衆相手の商売をやった人は少なく、イベントといっても自力で(つまり自分の力で)仕切った人はいない。会社のなんとか事業部が出展した展示会場なぞに出かけたことはあるだろうし、今もビックサイトのビジネスショーに出かけている勉強家も多いのだが、現実にはイベントそのものに手を下してはいない。だから彼らがイベントとなると、[講演会+@]のイメージに短絡する。大企業的というか「上からの」講壇型の講演で人が集まると思っている節があった。講演者の選び方も御上に近い人が頭に浮かぶらしい。役所に近い人の起用を真っ先に考えたらしい。
●対象は誰か。人財不足に悩む中小企業の経営者とそれにアドバイザーとして結びつこうとする「企業OB」が呼び掛ける相手、会場に足を運んで欲しい人々である。中小企業と「企業OB」を繋ぐ、マッチングを促進しようという経産省中小企業庁の働きかけの一環で、所属している団体は日本商工会議所から委託をうけた。助成金を受けたからには、そこそこの「組織的なパフォーマンスをやろうぜ」が合言葉だが、さて。
●ま、そういった内部事情はどうでもいい。しばらくは口を出さないで黙っていたが、日程を決めて「さぁ、スタートだよ」となったのだがどうも動きが悪い。「イベントのイメージ」が共有できていないことに気づく。イメージ出しをして構成メンバーの共通意思の形成を図っていく方法を取らないのに愕然。かくて、パシリとして名乗り出る。まぁ、フロアを走り回るADの役だ。