●頼られると「快」

●安い500円昼飯のさなか、いっしょに食べていた仲間が私に質問をしてきた。ISOのことだが、私は概略しか知らない。ただ、ISO9000を取得した企業が3万社ぐらいという話を伝え聞いたので、そのことを話し出したら建設業界に関係していた彼は「経営審査」とかVEという話をしだした。

全く初耳のことばである。彼はとうとうとしゃべる。よく分からない。昼飯後、ノートを開いてさらに説明を聞いた。半分は分かった。だが、それをどうその人の仕事に結びつけようとしているかが分からない。単に、その業界知識をひらけかせられてもたまらない。「どうしようするの」と聞いたら、私に彼の仕事に繋がるように関係者を組織化してほしいというようなことであった。うーん。

また、俺にかよ。身体がいくつあっても足りないよ、と言いたいのだが、頼られたという感情が沸いて「こうしたらいいよ」とサジエション。彼は示唆した方法論の「次」のアクションに入るのを躊躇している。たぶん、一番話をしやすい相手が私なのだ。そう思うと、アクションに入らざるを得ない。